陸の孤島、ムル。
飲食店は数えるほどしかありません。
今回ムル国立公園内のホステルと、マリオットの両方に泊まって周辺の飲食店を全てチェックしてきました。
ムル国立公園周辺のお店
Cafe Mulu / カフェムル
まずは国立公園敷地内、公園本部事務所のすぐ隣のレストラン。
公園のレストランにしてはレベルが高く(サバ州比)、洋食からマレー料理、サラワク料理まで、頼んだものどれも美味しかったです。
特にナシゴレン・ママックや朝ごはんのナシレマはおすすめ。ポテトやフライドチキンも揚げたてのアツアツが出てきます。
1食15リンギくらいで、公園外の食堂よりすごく高いというわけではなく、それでいて川やジャングルを眺めながらお食事を楽しめ雰囲気も上々。トイレも綺麗です。
公園が管理する宿泊施設に泊まる場合はこちらでの朝食が含まれています。
朝食の内容は
・洋食(目玉焼きorゆで卵orスクランブルエッグ+ソーセージ+トースト2枚)、
・マレー料理(ナシレマor焼きビーフン)
・パンケーキ
から選べ、そちらにオレンジジュース、フルーツ(スイカ、パイナップル、バナナ)、コーヒーまたは紅茶(おかわり自由)が付いてきます。
お酒もビール、ワイン、ジン、地酒など売られていて、タイガービールは1缶RM12でした。
営業時間:7:30〜21:30
Good Luck Cave’fe Mulu
公園の外、入り口の橋の目の前にある食堂。
ここで頼んだレモンチキンは、めったに不味いものに当たらないマレーシアでは珍しいレベルの酷い味だったのでおすすめしません。
フライドチキンウィングは美味しかったです。ビールはタイガーが1缶RM10。地酒も売ってます。
レストランの他にタクシーサービスもやっていて空港から公園に移動する際にはこちらの車にお世話になりました(公園までひとり片道RM5)。
営業時間:11:30〜23:30
マリオット周辺のお店
Cefe Marriott / カフェマリオット
マリオットリゾート内のレストラン。五つ星ホテルだけに、僻地にいることを忘れさせるクオリティの高さと快適さ。屋内席はエアコンもしっかり効いています。
ただしお値段も高く、アラカルトだと一品RM40程度から、ディナービュッフェはひとりRM100程度。
今回は宿泊に含まれていた朝食でのみ利用しました。(部屋料金に含まれていない場合は朝食ビュッフェひとりRM60)
オープンキッチンで麺類や卵を対面調理してくれますし、洋食、マレーシア料理、パンケーキ、ワッフル、クレープもあり、コーヒーも美味しくパンも種類豊富です。
このレストランの他にバーラウンジもあり、ホテルの売店ではケーキやパンも売られています。
宿泊客はルームサービスも頼めます。ビールの値段は確認し忘れました。
営業時間:6:30〜22:30
Tenguloh Cafe
マリオット入口から橋を渡った川の反対側にある食堂。
いろいろなメニューの写真が貼ってありますが、いざオーダーすると「これは今材料がなくて作れない」というのが結構あって実際の選択肢は少なめ。
タイガービールが1缶RM9はムルで見た中では最安でした。バーカウンターもあり、各種お酒がそろっています。
マリオット入口から徒歩1分。店のお兄さんもフレンドリーなので、マリオットのレストランは高くてちょっと…という方はこちらへどうぞ。
営業時間:8:00〜21:00
店の名前不明
暗過ぎて写真がブレまくっていますが、上のTenguloh Cafeの10mくらい先にあったお店。
夜のみの営業らしいですが、やってるのかやってないのかよくわからない雰囲気。
利用していないので壁に貼ってあったメニューの写真だけ載せておきます。タイガービールは1缶RM10。
ムル空港周辺
Fatimah Cafe & Catering
ムルから各都市へのフライトはどれも1時間以下なので、あえてフライト前にここで食事を取るより、街に着いてから食事した方が安くて選択肢は多いです。空港に早く着き過ぎて時間を持て余したら利用してみるといいかもしれません。
営業時間:おそらく空港利用者がいる時間帯(10時頃〜15時頃)
ABC CORNER?
空港の向かいにも、かき氷の写真や貸し自転車のバナーが貼ってある食堂っぽい小屋がありましたが、テーブルもなくお昼時でも営業してなかったので、今はやっていなさそうな雰囲気。
—
以上、ムルの飲食店を一通りご紹介しましたが、料金と料理、サービスのバランス的に一番おすすめなのは公園内の「カフェムル」でした。