マレーシアのソウルフード「ナシレマ」。
ココナッツミルクを加えて炊いたご飯に、サンバルと呼ばれる甘辛い唐辛子ソース、ピーナッツ、小魚、ゆで卵、きゅうりのスライスがトッピングされた料理で主に朝食に食べられています。
今年に入ってTIME Magazineの「ヘルシーな世界の朝食10選」にも選ばれたりして世界的注目度急上昇?? 日本ではなかなか食べられないので、ぜひ旅行中に食べていただきたい料理です。
そんなわけで、コタキナバルの街中でナシレマを食べられるおすすめのお店がこちら!
旅行者の方もよく行くガヤストリート。中華風の門をくぐって進むとすぐ左手、ピザハットの先に屋台が2軒あります。手前の青い屋根の屋台はご当地ジェラートのお店「ヴェダブル」で、ナシレマ屋さんは右の赤い屋根の方。2か月前まではたこ焼き屋台だったので、なぜか今もタコの看板がぶら下がっています。
お店の名前は「ナシ レマ パナス パッ ディン」。日本語にするならさしずめ「ディンおじさんの熱々ナシレマ」。
メニューは基本のナシレマ(Nasi lemak Biasa)が3リンギ。現在のレートでなんと一皿約75円という安さ!
お好みでアヤムゴレン(フライドチキン)、サンバルソトン(イカのチリソース炒め)、ルンダンアヤム(鶏肉のココナッツ&スパイス煮込み)などのおかずをRM2で追加トッピング可能です。
今回はナシレマ+ルンダンアヤムを選んでみました。これでRM5(約125円)。
ただのナシレマではなくナシレマ・パナスと謳っているだけあってご飯が炊きたての熱々。ナシレマのご飯は冷めているお店が多いのですが、日本人としてはやはりご飯は熱々の方が美味しいと思うのです。炊きたてご飯だからこそココナッツの香りがより引き立ちます。
付け合わせのサンバルも辛すぎなくて食べやすく、さらに追加したチキンルンダンとナシレマの相性もぴったりでした。
おかずは赤いお鍋に入って並んでいるので、見て指差しで選ぶこともできます。
写真はお兄さんがお持ち帰り用のナシレマを包んでいるところ。ナシレマはマレーシアではよくバナナの葉っぱで三角に包まれて売られていますが基本は作り置き。でもここのお店は注文を受けてから熱々のナシレマを包んでくれます。
奥のイートインスペースは風通しもよく十分快適。夜はカフェバー「BBカフェ」として使われているスペースです。ドリンクもオーダーできてアイスティーはRM2でした。
午後なら隣のジェラート屋さん「ヴェダブル」も開いているので、デザートにココナッツアイスも頼むと最強の組み合わせ!もしくはお腹に余裕のある方は、ナシレマを軽く食べた後に斜め向かいのイーフンにはしごしてラクサも食べちゃうなんてのもありかも。
ガヤストリートに行かれる方は是非チェックしてみてくださいね!
■Nasi Lemak Panas Pak Din
営業時間:7:30〜14:00頃