コタキナバル街中の公園で食べるナシククス

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コタキナバルの街のど真ん中、高等裁判所とカンポンアイル地区の間にはチョン・ティエン・ブン・パークという小さな公園があります。

都会のオアシス的なこの公園の中に少し前にオープンしたナシ・ククスのお店、「ナシククス ディガーデン」がローカルの間で人気上昇中。お昼は行列が出来るほどに賑わっています。

ナシ・ククスとは直訳すれば蒸(ククス)したご飯(ナシ)で、炊飯器や鍋でお米を炊くのではなく、といだお米を一杯分ずつカップに入れて蒸したごはん。おこわのような蒸し方ですが、もち米ではなくうるち米の白米です。これにカレー、サンバルソース、ピーナッツ、ゆで卵、きゅうり、スパイスの効いたフライドチキンなどが添えられます。

ナシレマとも似ているけれど、ご飯が違うのとカレーがかかってるのが特徴。

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公園の中に並ぶテーブル席。木が生い茂っているので昼間でも木陰になっていて、ちょっとしたピクニック気分が味わえます。

テーブルを確保したらお店に並んでナシククスを注文。私が並んだ時は注文の多さにご飯の蒸し上がりが間に合わず、一旦オーダーストップがかかりました。

このお店はナシククスを頼むとアイスティーが飲み放題。飲み物やスプーンなどは写真奥に写ってるテーブルからセルフサービスです。アイスティー飲んで待っててねーと言われたので、オーダー再開まで15分くらい席でのんびり。

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ナシククスはバナナの葉っぱと紙で包まれて出てきます。このままお持ち帰りも可能。

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開くとこんな感じ。

カレーとサンバル、2種類のソースを熱々のご飯にぐちゃぐちゃ混ぜながら食べるのがナシククスの醍醐味ですよ。

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美味しいのはもちろん、値段の安さも人気の理由です。このナシククス+アイスティーおかわり自由でなんとRM7(約180円)!

センターポイントからもガヤストリート入口からも徒歩5~10分くらいの場所と行きやすいのも◎。ブルネイ王国行きのバスもこの公園の目の前から出ています。

しかもこのお店、今月から定休日なしの24時間営業になりました。ただ隣接するカンポンアイル地区が夜間歩くにはちょっと危なげなので、旅行者の方は昼間の利用がおすすめです。

一つ前の記事で紹介したRootsと比べると、どちらも美味しいローカルフードを楽しめる店とはいえ色々な面で対照的。どちらが好みかは人によってはっきり分かれそうですね。

◼︎Nasi kukus D’garden
アクセス:Jalan Tugu沿い。高等裁判所隣の公園(Chong Thien Vun Park)内。

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