ラサリアリゾートのオランウータン見学、2016年3月末で終了

391488_199686933495209_2143704331_n

オランウータンに会えるリゾートとして日本人旅行者の間でも人気のシャングリラ・ラサリア。ラサリアではこれまで20年にわたりサバ州野生生物局と連携して、親とはぐれたり住処を失った孤児のオランウータンたちが森に帰るためのリハビリを行っていたのですが、今朝の新聞でこのリハビリプログラムが今年の3月を持って終了することが発表されました。

4月以降は、現在ラサリアにいる3頭のオランウータン(コラピス、ムサ、チェンドラワシ)はサンダカンのセピロック・オランウータン・リハビリテーションセンターに移され、そちらでリハビリを続けるそうです。

ラサリアリゾート内の自然保護区は4月以降も存続し、各種アクティビティは続けられる予定ですが、保護区のスタッフに話を聞いたところ「オランウータン飼育とそれに関連するアクティビティの終了が決まったこと以外、他のアクティビティや自然保護区のコンセプトを刷新するのかなどははっきりしていない。今の所オランウータン見学は3月末までの予定、ただしこれもあくまで予定で多少の変更は入るかもしれない」とのことでした。

4月以降オランウータン目当てでラサリアに泊まられる予定だった方には残念なニュースではありますが、今後はサバ州野生生物局直轄のセピロックロッカウイワイルドライフパークがオランウータン保護の役割を引き継いでいってくれることと思います。

3月までの現行のアクティビティの情報はこちらをご参照ください。
また4月以降のラサリア自然保護区について詳しい情報が入りましたらブログなどでお伝えしていきます。

 

タイトルとURLをコピーしました