旅行者にとっては残念なニュース!
去年通った政府予算案の中に盛り込まれていたので、今年のどこかのタイミングで導入されるとは思っていたのですが、ついに正式な発表がありました。
2019年9月1日より、マレーシアを空路で出国される方は以下の出国税(Departure Levy)が徴収されます。
・ASEAN域内への出国
(ブルネイ、シンガポール、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー)
エコノミークラス RM8
エコノミー以外 RM50
・ASEAN域外への出国
エコノミークラス RM20
エコノミー以外 RM150
※以下に該当する人は対象外。
・生後24ヶ月以下の乳児、
・マレーシア滞在12時間以内のトランジット
・フライト乗務員
・陸路海路での出国
日本も今年の1月から出国税が導入されたので、行きも帰りも出国税…大家族だと結構な出費になりますね。
徴収方法についてはまだ発表されていません。
航空券に上乗せされる場合、すでに航空券購入済の場合はどうなるのかなどもはっきりしていないので、また続報あり次第こちらに更新していきます。
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2019年8月30日追記)
各航空会社から出国税の徴収についてのアナウンスがありました。
9月1日購入分から航空券代金に上乗せされる形で、航空券購入時に上記の出国税が徴収されます。
・マレーシア航空からのお知らせ
・エアアジアからのお知らせ
・マリンドエアからのお知らせ
なので現時点ですでに航空券購入済みであれば、9月以降の旅行でもセーフです。
ちなみにこの出国税の他に、現在マレーシアの空港では空港使用料に相当する旅客サービス料(Passenger Service Charge : PSC)というものが航空券代金に上乗せで徴収されています。
PSCは、国内線 RM11、ASEAN域内 RM35、それ以外の国際線 RM73 です。
出国税単体だと大した額ではなさそうに見えますが、このPSCや発券手数料、燃油サーチャージなどが加わると、元の運賃より結構高くなるので注意が必要です。