スパンガール島に宿泊施設がオープン!

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コタキナバルからボートで15分のスパンガール島。これまでは日帰りでのみ行ける島でしたが、昨年末に宿泊施設「マリマリスパンガールシャレー(Mari Mari Sepanggar Chalet)」の一部が完成し、宿泊もできるようになりました。

日帰り客が少なくのんびりできることが魅力のスパンガール島、宿泊施設が出来たら人が増えて騒がしくなるのでは?という心配はご無用。現在オープンしているのは6室。全て完成しても12室のみと小規模なので、のんびりとした島の雰囲気はこれまで通りです。

お部屋は全て独立したシャレーで、海沿いのビーチシャレーが1室、森の中のヒルシャレーが5室営業中。ヒルシャレー残り6室がまだ建築中で完成したら全部で12室になります。

今回ビーチとヒルの両方のお部屋を見せてもらって、ビーチシャレーに宿泊してみました。

ビーチシャレー(BEACH CHALET)

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(ビーチシャレーからの眺め)

お部屋にはダブルベッドとサイドテーブルとハンガーラックと扇風機のみ。バスルームはトイレと洗面台とシャワーブース(水シャワーのみ)という極めてシンプルな設備ですが、新しくて清潔ですし、何よりバルコニー!目の前が青い海。そして遠くにはコタキナバルの街並みも見渡せます。波の音と風が心地よく、ずっとここから海を眺めていたくなる快適さ。

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トイレとシャワー。

ヒルシャレー(HILL CHALET)

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(ヒルシャレーからの眺め)

ビーチから一歩奥に入るとジャングルが広がるスパンガール島。森の斜面という地形を活かし、なるべく木を切らずに森を保存する形で作られているのが丘の上のヒルシャレー。

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お部屋の設備はビーチシャレーと同じ。ビーチシャレーはお部屋とバスルームが繋がっていますが、ヒルシャレーは部屋の外に出たところにバスルームに入るドアがあります。

森に囲まれた高床式のシャレーはまるでツリーハウスのよう!バルコニーからは木々に遮られて海はちょっとしか見えませんが、蝉の声や鳥の鳴き声に囲まれて自然を満喫できます。

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個人的なおすすめはビーチシャレー!ヒルシャレーは上の写真のような長い階段を登った丘の上にあり、ビーチや食堂との行き来に毎回上り下りするのが大変です。

その点ビーチシャレーは海側の食堂のすぐ奥にあるので、コーヒー紅茶を飲みたくなったら、お部屋を出てすぐの場所に用意されているし、ビーチへのアクセスも楽ちん。お部屋やバルコニーもビーチシャレーの方が広めです。

ただし、ビーチシャレーは1室限定、早い者勝ち。またビーチシャレーの方がヒルシャレーより料金が高くなります。

そしてビーチシャレーはダブルベッドのみなので、お友達同士での利用で、ダブルよりシングルベッド二つのツインを希望される場合はヒルシャレーになります。ヒルシャレーは現在ツインが2室、ダブルが3室なので、希望がある場合は予約時に伝えておきましょう。3名一室利用の場合はエクストラベッドはありませんがマットレスを入れてくれます。

食事・施設

●昼食
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●夕食
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●朝食
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ビュッフェ形式になるかテーブルセッティングになるかは当日の利用者人数次第。コーヒーや紅茶、冷水は食堂にいつも用意されていて自由に飲めます。ビールは一缶RM10で販売されています。

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食堂。この食堂奥の木の向こうにビーチシャレーがあります。

日帰りツアー同様、シュノーケリングなどの道具は必要なときにダイブセンターでレンタルでき、ビーチのデッキチェアやハンモックなども自由に使えます。

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利用時の注意点

●宿泊ツアーも日帰りツアーと同様、街の船着き場ジェッセルトンポイント集合解散。島行きのボートは9:45発、15:30発が選べます。お部屋に入れるのは11時以降ですが、部屋が空いていれば早めに案内してくれます。チェックアウトは10時までで、10時に帰りのボートが出ますが、おひとりRM50の追加で昼食をつければ15時または17時のボートでの戻りに延長することも可能です。

●ホテルと違って荷物も自分たちで部屋まで運ぶので(特にヒルシャレーの場合は)身軽な荷物で行くことをおすすめします。

●タオルは用意されていますが、アメニティの用意はありません。シャンプー類や歯ブラシ、くしなどは各自でお持ちください。

●島には発電所がなく電気の供給がないため、ソーラー発電で施設内の電気をまかなっています。そのためお部屋にはコンセントがありません。携帯、カメラ、モバイルバッテリーなどの充電が必要な場合はスタッフに伝えれば、共用のソーラー電池から直接充電させてもらえます。

●日中、森に住むカニクイザルの群れが食事のために木の実などを探してビーチエリアに出てくることがあります。お菓子など置きっぱなしにしていると持っていかれたり、バルコニーや部屋に入ってきて荒らされることもありますので、外に食べ物を放置せず、出かける時は必ず部屋の窓を閉めておきましょう。カニクイザルは食事が終わると一斉に森に帰っていきますが、近づきすぎると噛みつかれたり引っ掻かれる恐れもありますので、猿が近くに来たときは脅かしたり触ろうとしたりせず静かに離れてください。
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●夜になると屋外エリア(ビーチ、食堂など)は蚊が出るので虫除けスプレーなど忘れずに。ビーチシャレーではバルコニーに出入りする大きなドアには網戸はありませんが、小さい方の窓には網戸がついているので、そちらを開けて扇風機をかければエアコンなしでも充分涼しく(明け方は寒いくらい)、虫は入ってきませんでした。

●夜は照明はありますがヒルシャレーに登る道などは暗めなので、小型の懐中電灯があれば持ってきておいたほうがいいかも。

●Wifiのサービスはありませんが、3Gの携帯の電波は入るので、現地のSIMカードや海外用のPocketWifiがあれば島でもネットに繋げます。


とにかく街の喧噪から離れて、自然に囲まれたい!という方にとって、海あり、森ありのスパンガール島はおすすめの滞在先。

ヒルシャレーの宿泊予約の場合はAgodaから直接予約するのが一番安いです。ビーチシャレーは1室しかないためか、オンラインの予約サイトには出ていません。

日帰りツアーやビーチシャレーのご予約、ダイビングパッケージなどのお問い合わせは当店までお気軽にご相談下さい。

 

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