マリアンギン島のハンディクラフトプロジェクト

ボルネオ島サバ州の海は「コーラルトライアングル」と呼ばれる世界の珊瑚の30％を擁する生態系の豊かな海域に属しています。しかしながら沿岸の開発、魚の乱獲、汚染など様々な理由で、その貴重な生態系の多くが絶滅の危機に瀕しているとも言われています。
現在サバ州ではこの海域の島々を含むクダットエリアの海をTun Mustapha海洋公園として保護していこうという動きがあり、WWFをはじめとする様々な環境系NGOがこのエリアの保全に取り組んでいます。
その中で、魚の乱獲やダイナマイト漁をしなくても島の人々が暮らして行けるような収入の仕組みを作るべく、住民主導で進められているのが、この海域に位置する素朴で美しい島、マリアンギン島の女性たちを中心にお土産用のハンディクラフトを生産するプロジェクト。
プロジェクトの詳細はこちら（英語）
島の沿岸に生えているパンダヌス（アダン）の木の葉っぱを乾かして様々な色に染め上げ、それらを編んで美しい模様を作り出します。
これを元に、ブレスレット、ござ、クッション、ランチョンマット、コースターなど様々な商品を現在開発中です。
とても色鮮やかで丈夫な素材ですが、ナチュラル感があって様々なファッションやインテリアにも合わせることができます。
特にブレスレットやバングルは夏のお洒落には大活躍。値段もお手頃で男女問わず使えるのでお土産にもぴったりです。
こちらの商品は現在タンジュンアルシャングリラリゾート内のお土産ショップとASLI BORNEOにて販売中です。まだまだ在庫点数や種類が少ないのですが、こんな商品が欲しい！まとまった数の大量購入したい！などの場合は１ケ月程度の余裕をもってご相談頂ければ、島のプロジェクトスタッフに掛け合って商品をご用意することも可能です。ご興味のある方は御気軽にasliborneo@gmail.comまでご相談下さい。