卒業旅行シーズンのこの時期、日本からのお客様の利用率が急上昇するのがこちらのホテル。日本の旅行代理店さんのツアーパッケージのスタンダードクラスの宿泊ホテルとしてよく利用されています。実際お値段もお手頃で一泊7000円程度で泊まれます。
【立地、特徴】
街はずれの丘の上に建つホテルなので夜も静かですが、歩いて街に出るのは20分くらいかかりちょっと大変です。タクシーなら5分程度で中心部まで出られます。 以前は「ブルジャヤパレス」という名前のホテルでしたが、2008年にオーナーが替わり「パレスホテル」と名前を変えて、ロビーやお部屋の内装を一新して生まれ変わりました。
【お部屋】
ホテルの外観は以前のままのお城を模した日本の田舎ラブホ風でお洒落度ゼロですが、中はうってかわってモダンなデザイン。お部屋も白を基調としたフローリングの部屋で清潔感があります。テレビ、湯沸かし器、セーフティボックスなどホテルとして必要最低限の設備は揃っています。
ただしスイートルーム以外のお部屋にはバスタブはなくシャワーのみです。一番安いスタンダードルームは窓がないので、個人で予約されるならスーペリアルーム以上のランクのお部屋を選ぶことをおすすめします。デラックスルームは角部屋でスーペリアより眺めが良く若干広いですが、お部屋の設備はスーペリアルームと同様です。
【ホテル内施設・サービス】
一応ジム・プールもありますが小さいのであまり期待はしない方がいいかも。ロビーの横に朝食会場のレストランtangerineがあります。レストランの窓からは森が見えていい感じ。 WIFIが全館で繋がるのは嬉しいですね。 街へのシャトルバスは一日に3便(11時/15時/18時)のみ。 会議室利用のパッケージなどもあるので、地元の役所や企業のミーティングなど、ビジネス用途にもよく使われています。
【周辺情報】
ホテルに入る坂道を下って通りを渡った向かいにコタキナバルの秋葉原的ショッピングセンター「カラムンシン・コンプレックス」があります。電化製品やパソコン用品などのお店が沢山集まっているショッピングセンターですが、地下にはスーパーやフードコートも入っています。またその隣の3階建ての商店街「カラムンシン・キャピタル」にもレストラン、食堂、コンビニなどが集まっていますので、特に街まで出かける目的がなくてお食事や買い出しだけならこちらを利用するといいでしょう。歩いて5分〜10分程度です。
「カラムンシンコンプレックス」にはマクドナルドやKFC、地下フードコート内に功夫拉麺、「カラムンシン・キャピタル」にはベトナム料理のペパーミント、ロティチャナイが美味しいジャマルサリム・カレーハウス、富源やオールドタウンホワイトコーヒーなどのコーヒーショップも入っています。
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