免税の島、ラブアン島。お隣のブルネイ王国へ船で移動する際の経由地として寄られる方が多いのですが、行き方は何通りかあります。コタキナバルーラブアン島間(ついでにブルネイ間)のアクセス方法をまとめました。
コタキナバル(ジェッセルトンポイント)からフェリー
旅行者の方によく利用されているのがこの航路。町の船着き場ジェッセルトンポイントからラブアン島行きのフェリーが出ています。所要時間約3時間。
コタキナバル発ーラブアン行き
所要時間:3時間
出発時刻:8:00、13:30
ファーストクラス料金:大人RM44.60、子供RM29.80
エコノミー料金:大人RM39.60、子供RM24.80
ターミナル使用料:大人3.60、子供RM1.80
ラブアン発ーコタキナバル行き
所要時間:3時間
出発時刻:8:00、13:00
ファーストクラス料金:大人RM44.60、子供RM29.80
エコノミー料金:大人RM39.60、子供RM24.80
ターミナル使用料:大人子供ともにRM3
※コタキナバル、ラブアン発ともにリンギット現金払いのみ。クレジットカード不可。
※いずれも子供料金適用は2〜11歳。0〜1歳児は無料。
※2015年4月現在の情報
フェリーのチケットはジェッセルトンポイントの4番カウンターで販売されています。ファーストクラスとエコノミーで若干料金が違います。ファーストクラスが上の階、エコノミーが下の階という違いのみです。エコノミーだと外の景色がほとんど見えないので、船酔いしやすい方はファーストクラスにしておきましょう(どちらにしても酔う方は酔っちゃうと思いますが、上の階の方が若干まし。酔いやすい方は酔い止め薬の服用をおすすめします。)
冷房が効いていて寒いので防寒用の上着も用意しておきましょう。乗船時にはパスポートの確認があります。
ムヌンボックからカーフェリーまたはスピードボート
コタキナバルから車で3時間弱のムヌンボックという町の港からもラブアン島行きの船が出ています。
船着き場まではバスで2時間半程かかりますが、そこからはスピードボートだと20〜30分程度、フェリーだと約1時間でラブアン島に到着。スピードボートの方が所要時間は短いですが、フェリーの方が運賃安め。
<運賃>
スピードボート RM15
フェリー RM5
<時刻表>
スピードボートは時刻表などなく、お客さんが一杯になり次第順次出発します。
フェリーはワワサンプルダナ/キマニス1/プトラジャヤ1の3社がそれぞれ午前に一本、午後に一本ないし二本の便を出していて、始発が朝6時、最終が夜22:30(月曜は夜便がなく15:30が最終)になります。
コタキナバルームヌンボック間のバスはコタキナバルの高等裁判所前からボルネオ・エクスプレス、シピタン・エクスプレスなど数社運航しておりシピタン・エクスプレスは座席のオンライン予約もできるようです。片道RM15程度。ムヌンボック発のボートやフェリーのチケットはコタキナバルでは買えず、ムヌンボック港またはラブアン港のみでの販売となっています。
コタキナバルから行くよりも難易度が高いので、旅行者の方にはジェッセルトンポイントからのフェリーの方がおすすめですが、こっちのフェリーの方がコタキナバルのより所要時間が短く大型で揺れないので船酔いしにくいというメリットはあります。あとはコタキナバルからのフェリーのチケットが売り切れてしまって、でもどうしてもその日のうちにラブアン島に行きたいという場合の最終手段として使うくらいでしょうか。
一方、コタキナバル在住で車をお持ちの方がラブアン島にマイカーを持っていきたい場合にはこの船着き場からのカーフェリーを利用します。
ラブアン観光には車があると便利。ただ観光用に車を使うだけなら、コタキナバルのジェッセルトンポイント発のフェリーで行って、ラブアン島に着いてからレンタカーを借りるという選択肢もあります。マイカーを持っていくメリットがあるのはラブアン島の安いお酒を大量に買い込んで来たい場合ですね。
カーフェリーの利用方法はまた別の記事で詳しく紹介します。
飛行機
ラブアン島に用があるけどのんびり船旅してる暇はない、もしくは船が苦手、という方には飛行機で行く方法もあります。
ラブアン島には空港もあり、コタキナバルークアラルンプール間を飛ぶマレーシア航空便が往復ともに一日一便だけラブアン空港を経由します。往路と復路のどちらも朝の便なので日帰りは出来ません。ラブアン空港からラブアンの街の中心まではタクシーで10〜15分程度。
コタキナバル発ーラブアン行き
便名 | 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 |
---|---|---|---|
MH3041 | 07:30 | 08:00 | 30分 |