ビャンビャン麺。聞いたことありますか?
漢字で書くとものすごく画数が多くて難しい(パソコンでも変換不可能)名前の食べ物として知られる、中国陝西省の麺料理です。
一時期ツイッターなどで話題になってどんな料理か気になっていたら、なんとコタキナバルでも食べられるお店があるのを発見!早速行ってみました。
場所はカンポンアイルのShellのガソリンスタンドの向かいで「ダイアモンドイン」の隣。
お店の看板には「西安菜館」と書かれています。エアコンの効いた綺麗なお店。
陝西省出身の中国人の方が最近開いたお店のようで、ほぼ中国語しか通じません。
メニューもこの通り中国語。
元でお支払い??と一瞬ビビりましたが、安心してください、リンギットの値段です。
他のメニューが何なのかさっぱりわかりませんが、とりあえず目的はビャンビャンメン!
この日はコックの中国人のお兄さんが一人でお店を切り盛りしてて、オーダーしようしたら中国語で「カウンターに置いてある紙に書いといて」的なことを多分言われたので(あくまで想像。日によっては店員さんがいてオーダーを取りに来ます。その時はメニュー指差しで。)、漢字のわかる民族でよかった…と思いつつ 「1 biang biang面、微辣」と書いて渡し、待つこと10分…15分…20分…。
先にお知らせしておきますが、ここのお店、毎回料理が出てくるまでかなり時間がかかります。お兄さん一人で作ってるのでしょうがないのですが、お腹が空いてて限界の方、時間が限られている方は別の機会にした方がいいかもです。
25分くらい経って、やっと待望のビャンビャン麺登場!!!
幅広の麺を使った料理、という前情報だけで頼んでみたものの、どんな味なのかワクワク。
ここのビャンビャンメンはトマトと卵の炒め物、粗ひき肉を炒めたもの、豚の角煮をほぐしたようなものが載っていてボリューム満点。さらに真っ赤な唐辛子のようなスパイスもたっぷりかかっています。辛さが「辣」「微辣」「不辣」から選べるので中くらいの「微辣」にしてみましたが、多分この唐辛子の量で辛さを調節していると思われます。
麺はこんな感じ。これはまだ混ぜる途中ですが、しっかり混ぜて食べてください。麺に辛いタレが絡んでめちゃめちゃ美味しいです。
確かに中華なんだけど、トマトが入っているせいか、どことなくイタリアンの手打ちパスタでアラビアータを食べているような気もしてくる奥の深い味。
病みつきになってこのゴールデンウィーク中、3回も食べに行きました。30分待ってでも食べる価値あり、辛い麺料理が好きな方には超オススメです!
コタキナバル、ここ数年の中国からの観光客の増加に伴い、中国人料理人による中国各地の料理屋さんも進出しており、最近日本で話題の蘭州ラーメンだって食べれますし、四川料理人による本格火鍋のお店も増えてきました。本場の中華をコタキナバルに居ながらにして楽しめるようになり嬉しい限り。
このお店、夜は麺の他に火鍋などの鍋メニューもやっているようです。また近いうちに夜も行ってみたいと思います。
◼️西安菜館/陝西面館
営業時間:11:20〜24:00
アクセス:センターポイントから徒歩約10分。コンローミーの名店「Ang Kim Lam」のある角から路地に入ってすぐのホテル「ダイアモンドイン」の隣。