エアアジアASEANパス発売開始!

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※こちらのパスは現在は販売されておりません。以下は2015年2月時点での情報です。

バックパッカー待望のエアアジアのASEAN PASS(アセアンパス)がついに発売されました!

アセアン周遊パスなので日本路線には使えませんが、日本からクアラルンプールやバンコクまでエアアジアで来てそこから他の都市も周りたい方、クアラルンプールやコタキナバルを拠点に東南アジア各地を周りたい方には注目のチケットです。

ASEANパスの買い方、使い方の注意点、ASEANパスを使ってボルネオ旅行を計画する上でのポイントをまとめてみました。

ASEANパスってなに?

ASEAN10カ国内の路線を組み合わせ、固定価格で周遊できる料金プラン。

対象はタイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、カンボジア、フィリピン、ラオス、ミャンマー、ブルネイのASEAN域内を飛ぶエアアジア路線。

各区間の距離によって1クレジット、または3クレジットが割り当てられ、30日間に10クレジット分乗れるパスが18000円、60日間に20クレジット分乗れるパスが32000円となっています。

まずはエアアジアのサイトから10クレジット/20クレジットいずれかのパスを購入した上で、そのクレジットの範囲内で希望のフライトをオンライン予約していく、という流れになります。

パス自体の有効期限は1年間。使用期間の30日や60日は最初のフライトの日程から起算されます。最初のフライトを予約する前であれば搭乗者の名義変更も可能です。

利用上の注意点

  • パスに含まれるのは基本運賃のみ。空港税、預け荷物、機内食、座席指定、旅行保険などは別途
  • 利用日の14日前までにフライト予約が必要
  • 同じルートの複数回利用不可(往復も不可)
  • 利用できるのは12歳以上から
  • フライト予約の可否は空席状況次第。週末、祝日、スクールホリデー期間など、満席だと予約が取れない場合あり
  • 消費税、その他諸税は予約時払い
  • 予約をキャンセルした場合はその分のクレジットは消滅。予約内容の変更は可能、ただし変更手数料が必要

12歳以上なので子連れトラベラーは使えず…。そして往復同一ルート不可なので、一筆書きのルートを組まないといけないのもなかなか面倒ではあります。また14日前までに利用フライトを予約しないといけないので、現地に付いてからの気分で移動のタイミングや次の行き先を決めるという自由人にも向きません。

そういった制約はあるものの、計画的にルートと日程を決めて旅行するのであれば、1万8000円の固定料金で最大10回も飛行機にのれちゃうこのパスはかなりのお得感があります。

ASEANパスでのボルネオ・コタキナバル旅行モデルプラン

コタキナバル発着便では、

1クレジットで クチン/ミリ/サンダカン/タワウ/セブ

3クレジットで  クアラルンプール/ペナン/ジョホールバル/コタバル/バリ/ジャカルタ/シンガポール/マニラ

へ(or から)の区間を飛べます。(全対象路線のクレジット表はこちら

ちなみにクアラルンプールーサンダカン間、クアラルンプールータワウ間も3クレジット。

ここでひとつお得な情報。東西マレーシア間路線の中では比較的飛行時間の短いクアラルンプールークチン間は1クレジットで済みます。

なので日程に余裕があって猫の街クチンにも興味があるなら、クアラルンプールから直接コタキナバル入りで3クレジット使うより、クチン経由でボルネオ入りして、クアラルンプールークチン、クチンーコタキナバルで1クレジットずつ使った方が2都市回れて1クレジット節約できます。

例えば10クレジットなら、クアラルンプール起点でこんなマレーシア&タイ周遊も可能。(カッコ内は消費クレジット数)

クアラルンプール→クチン(1)/クチン→コタキナバル (1)/コタキナバル→ペナン (3)/ペナン→バンコク (1)/バンコク→チェンマイ (1)/チェンマイ→クアラルンプール (3)

18000円(+空港税)で、6回飛行機に乗ってこれだけの都市を回れちゃいます。

コタキナバルーセブ間も国際線なのに1クレジットなのでフィリピンを絡めてもいろいろ回れそうですね。

ちなみに、本日現在の為替レートだと、パスの購入時に日本円価格の1万8000円ではなく、リンギット価格のRM499を選んで購入した方が、カード会社の為替手数料を加味しても若干安く買えます。今後の為替にもよりますが、ちょっとでも安く買いたい方は各通貨での値段の違いもチェックしてみてください。

新しいサービスなので今後対象路線やクレジット数、料金などに変更が出るかもしれません。ASEAN PASSの最新の情報はAIR ASIA公式サイト(現在は英語/マレー語/中国語のみ)にてご確認下さい。

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