コタキナバル市の駐車料金支払いシステムが変わります

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コタキナバルに旅行で来られた方が大抵不思議に思うのが、道路脇に停められている車の多さ。「これ全部路駐なんですか?」とよく聞かれますが、そうではなく、道路に沿って黄色い線で区切られているスペースはすべて有料の市営駐車場。

これまではその黄色い線の中に停めると、市の係員が何日の何時何分から停めたかや車のナンバーを記入したチケットをワイパーに挟んでいき、30分ごとに見回ってチケットに穴をあけて駐車時間を記録し、車を出す時または20日以内に係員や街中の支払いブース、市役所窓口でチケットを見せて料金を払うという後払いシステムでした。

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それが10/1から先払いのクーポン制に変わります。クーポンは青色=1枚50センの10枚綴り(税込RM5.30)、黄色=1枚RM1の10枚綴り(税込RM10.60)、ピンク色=1枚RM2の5枚綴り(税込RM10.60)の3種類。これらのクーポンは市役所窓口の他、市内各地のパーキング・キオスク(ガヤストリート、シンスランなど駐車スペースの多いところにある係員のいる小屋)またクーポンをチェックしている係員の人からも直接購入可能です。

区画ごとの料金も変わり、黄色で番号が書かれているパーキング区画は短時間用で30分につき50セン。緑色で番号が書かれている区画は長時間用で1時間につき50セン。一部エクスプレス用の赤で線が引かれているA1区画は 30分につき1リンギになります。

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駐車したい時間と駐車する区画の料金体系に合わせて、何リンギット分になるのかを事前に計算し、必要枚数分のクーポンの年月日、駐車開始時間のスクラッチを削ってフロントガラスの内側の外から見えやすい所に置きます。

見回りの係員が来たときに、そのクーポンの枚数で有効な駐車時間を過ぎていると罰金が科せられます。

なので事前に何時間停めるのか決めないといけないし、はっきりしないときには多めにクーポンを使わないといけないのでなんだか面倒&損した気分ですが、すでにクチン、ペナン、マラッカなどでも導入されているシステムなのでそのうち慣れるのでしょう。

旅行でレンタカーを利用される方も、今後はこのようなシステムになりますのでご注意ください。

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