ボルネオ民族衣装のミニチュアギャラリー「チャンティーク・ボルネオ」

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タンパルリの手前、さかさまの家(Rumah Terbalik)の近くに新しい観光スポットがオープンしました。

「チャンティーク・ボルネオ・ギャラリー (Chanteek Borneo Gallery) 」はサバ州の各先住民族の民族衣装をミニチュア化してドールに着せて展示しているミニ・ミュージアム。

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メインのギャラリー部分は写真撮影禁止なので、写真ではご紹介できませんが、サバ州の各民族の民族衣装がかなり細分化されて(たとえば、ドゥスン族ひとつとっても、ドゥスンピナンパン、ドゥスンパパール、ドゥスンロトゥッド、ドゥスンボンギ…など)再現されており、それぞれの民族衣装の違い、時代による変遷なども紹介されています。40以上の民族の衣装を着た人形が全部で300体以上。ミニチュアの伝統家屋と一緒に展示されているコーナーもあり、ボルネオの民族文化や服飾に興味のある方には面白いコレクションです。

展示ゾーンのあとには体験ゾーン。

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お手本をみながら、展示にも使われている人形、アキー君とフミーちゃんの衣装を着せ替えたり、民族衣装に使われる紋様のパズルを組み立てたり。子供たちは夢中になって遊んでます。

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併設のお土産屋さんでは、展示されているのと同じ各民族衣装をきた人形やハンディクラフト、Tシャツ、キーホルダーなどを購入できます。人形用のコスチュームのみでも販売されていたので、バービー人形やリカちゃん人形に着せられたら女の子へのお土産にいいなぁと思ったのですが、現在販売されているものはギャラリーで展示・販売されている人形のAkee & Fumeeに合わせたサイズで、お尻の大きいバービーには合わないそう。将来的にはバービーに着せられるサイズの商品展開も考えているそうです。

ギャラリーの外にはオーナーとスタッフが手作りで人形のコスチュームを作っているアトリエ、実際に民族衣装を着て写真をとれるスペース、民族楽器に触れるスペースなどもあります。

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その隣にはお土産屋さんや食べ物屋さんが並んでいて、ちょっとした休憩スポットとしても使えそうです。

バティック(ろうけつ染め)製品のお店ではバティック染めの体験(RM25)もできます。

熱帯魚屋さんの隣の池では魚すくいのアクティビティもあり。網ですくうのでゲーム性は低めですが、すくった魚10匹まで、水槽や餌とセットでお持ち帰りできるパッケージ(RM30)と最後にリリースするパッケージ(RM15)があります。

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この日は隠れてましたが、併設の展望台からは雲のない時はキナバル山がきれいに見えるそう。

ここだけのために車で一時間弱かけて行くという規模の観光スポットではないですが、さかさまの家やタンパルリの町(吊り橋やマーケット)の観光と絡めたり、キナバル公園からの帰りにちょっと立ち寄ってみるのにはいいロケーションです。

Chanteek Borneo Gallery
アクセス:コタキナバルからタンパルリ方面へ車で一時間弱。さかさまの家の1.5km程度手前の道路右手。
営業時間:毎日8:00〜17:30
入場料:大人RM15、子供RM10(マレーシア人、MyKadをお持ちの方はRM5割引)

 

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