コタキナバル ウエットランドセンター

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街からは少し離れた閑静な住宅街リカス地区。その一角にマングローブの湿地帯、ウエットランドセンターがあります。以前はコタキナバルシティ・バードサンクチュアリという名前でしたが、数年前運営団体が変わりコタキナバル・ウエットランドセンターに名称変更されました。
広いマングローブの湿地帯の中に散策用のボードウォークが設置され、誰でも気軽にマングローブ林を楽しめるようになっています。(一部土の上を歩く箇所もありぬかるんでいる場合もあるので、汚れてもいいサンダルなどで行かれるのがおすすめです。)

ヒルギ科の植物を主体とするマングローブ林で、カニ、カエル、トカゲ、ハゼなど様々な水辺の生き物に出会うことができます。もちろんバードサンクチュアリと呼ばれていただけあって野鳥観察にも適しており(暑い時間帯はほとんど鳥は見れませんが)これまで約80種の野鳥がこのセンターで確認されているそうです。

散策コースはのんびり歩いて一周45分程度。途中野鳥を観察するための観察小屋や観察タワーもあり、ボードウォーク沿いにはマングローブで見られる生物たちを紹介する説明ボードも設置されています。

少し前に屋内の展示スペースが刷新され、この規模の施設としてはかなり充実した展示内容になりました。行かれる方は外のボードウォークだけでなくぜひ屋内の展示エリアも覗いてみて下さいね。

月曜はお休み(祝日の場合は除く)で、それ以外の日は午前8時~午後6時まで見学開放されています。入場料は大人RM10、子供RM5。入場料とは別に、グループごとにデポジットRM2を払って入場カードをもらい、出るときにカードを返してデポジットを返金してもらうシステムになっています。これはおそらくお客さんがマングローブ林の中で迷子になったり、閉館時間までに戻ってきてないのに気づかずにゲートを閉めちゃったりしないよう入出を管理するためかと思われます。

街やホテルから行くならタクシーで(片道約15分)。帰りの足はつかまらないので行きのタクシーに待っていてもらった方がいいでしょう。マングローブの自然や生き物を堪能したいなら、朝夕の涼しい時間に行かれるのがおすすめです。

■Kota Kinabalu Wetland Center
営業時間:8:00〜18:00 月曜定休
アクセス:街の中心から車で約15分。

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