コタキナバルもタピオカブーム！

日本で大ブームのタピオカミルクティー。東南アジアではわりと日常的な飲み物でしたが、去年あたりからまた台湾発の新たな流行の波が来てますね。

コタキナバルでも以前からのお店に加え、台湾系チェーンや流行りを意識した新たなティースタンドが続々と増えてきています。

試しに観光客もよく行くショッピングモール「スリアサバ」だけで何軒タピオカミルクティーを飲めるお店があるかチェックしてみました。

結果8店舗！どんなお店が入っているか簡単にご紹介します。

今回のタピオカブームの中心的存在でもある「ゴンチャ」。日本のゴンチャは1時間並ぶこともあるほどの人気らしいですが、コタキナバルのゴンチャは全く並ばずに買えます。しかも5月中は創業記念プロモーションで毎週金曜日は全ドリンクRM5（約130円）！

日本からのお客さん曰く、日本のゴンチャと同じ味だそう。日本だと500円くらいするのでかなりお得です。

ほんのりしょっぱいミルクフォームが美味しい。

コタキナバルのタピオカミルクティーといえばYOYO。昔からあるお店です。センターポイントの小さなドリンクスタンドから徐々に店舗が増え、今ではパンやケーキも扱うようになりました。長きに渡り地元の人たちから愛されています。（以前の紹介記事→YOYOカフェ）

ざっと観察してた中で一番お客さんが多かったのはこのティーライブ。

以前はChatimeという台湾ブランドのフランチャイズでしたが、マレーシアのフランチャイズ会社と台湾のChatimeが揉めてフランチャイズ契約が解消された後、Tealiveに改名してマレーシアで独自にチェーン展開。今や国内800店舗以上のメジャーなお店です。

冷たいドリンクにあったかいタピオカをトッピングしたBANG BANGシリーズが人気メニュー。

元々はサンダカン名物UFOタルトの専門店としてスリアサバにオープン。その後ハニートースト、エッグワッフル、チーズティーにタピオカミルクティーと、流行りものにどんどん手を出してメニューを増やし、なんとなく今風のカフェスタイルに進化。好きなドリンクにタピオカ、チーズの追加が可能。

ここもわりと昔からあるなんちゃって日本風ドリンクスタンド。ミルクティーの他に抹茶やほうじ茶など日本茶系ラインナップも充実。おにぎりも売ってます。

去年上陸したタイミルクティーのお店。基本のミルクティーにはタピオカは入っていませんが、オプションで追加することができます。

タピオカドリンクだけじゃなくて、スムージーや濃厚なチーズクリームが載った「チーズティー」や生の果物の入った「フルーツティー」も扱う今時のお店。ここのタピオカは他の店よりやや小ぶりでいびつな形ですが、もちもちしてて美味しいです。

ここのタピオカミルクティーはなんとRM3.20（約80円）！他のお店がRM6.5〜10くらいで売っているのに比べると驚きの安さです！
今時のインスタ映えタピオカ屋とは一線を画すサバ州のローカルチェーン。

以上、いっぱいありすぎるのでとりあえずスリアサバのお店だけ紹介しましたが、他のモールには香港発の「Regiustea」、マカオ発の「マカオインペリアルティー」なども入っています。

このようにタピオカミルクティーが飲める店はたくさんあるのですが、マレーシアでは「タピオカミルクティー」といってもおそらくあまり通じません。マレーシアでタピオカというと皆さんまずタピオカ芋（キャッサバ）をイメージされます。

あの黒いつぶつぶのタピオカは「パール」と呼ばれており、タピオカミルクティーは「パールミルクティー」です。（BOBAティーとかバブルティーと呼ばれることもあり）。

コタキナバルの昨今のティースタンドブームは、タピオカブームの再来と同時に出てきたチーズティーブームとの2本柱で盛り上がってきた印象。

紅茶やコーヒーにチーズ？？と初めて聞くとびっくりされると思いますが、とろりとした甘じょっぱいクリームでどんな飲み物にもよく合います。ゴンチャのトッピングのミルクフォームをもう少し濃厚にした感じです。

上の写真はタピオカドリンクやチーズドリンクが人気の郊外のカフェ「THE YUNIQUE TEA」のチーズティーとBOBAケーキ（フィルムを持ち上げるとチーズクリームと中のタピオカがとろりと流れてスポンジ生地を覆うインスタ映えケーキ）。

日本ではまだチーズティーが飲める店は少ないので、タピオカミルクティーを頼む際にチーズトッピングがあればぜひ挑戦してみてくださいね！