さかさまの家とMango Garden Restaurant

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コタキナバルから一時間ちょっと離れた郊外に去年オープンしたRumah Terbalik(さかさまの家)。日本などにもある珍名所的な感じで、わざわざ日本からのお客さんが行くほどの場所でもないよなぁ…という感じだったので、このブログではまだ紹介していなかったのですが、先日そちらに隣接オープンしたレストランがなかなか良かったので、あわせてご紹介したいと思います。

まずはマレー語で「さかさまの家」という意味のRumah terbalik(ルマ・トゥルバリック)。観光アトラクションとして作られた建築物で、まさに名前の通りなんですが、お家の中の家具などもすべて逆さまになっていて実際に家の中に入って見学できます。

家の中に入る場合の入場料は大人RM18、子供RM5。家の中には近代的な家具に混じって先住民族ドゥスン族などの伝統ある生活用品なども逆さまに展示されており、スタッフが英語またはマレー語で解説をしてくれます。家の中は写真撮影禁止です。家の外にも逆さまのトイレ、逆さまの花壇、逆さまの車などが展示されていて、こちらは写真撮影OK。敷地内にはお土産屋さんやカフェもあります。

家の中に入らず、屋外のみの見学、トイレ、お土産屋さん、併設のカフェを利用する場合の入場料はRM5。後述のレストランのみの利用であれば入場料はかかりません。Rumah Terbalikの営業時間は8:00~20:00(入場は19:00まで)です。

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逆さまの家のすぐ隣に新しくオープンした「マンゴーガーデンレストラン」の営業は10:00~22:00。こちらのレストランはサバ州のローカル料理をテーマにしており、街のレストランなどではほとんど見かけない、先住民族の伝統料理やボルネオならではの食材を使った料理を食べることができます。

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例えばドゥスン料理として有名な生魚のマリネ「ヒナバ」。「バンバンガン」というマンゴーの仲間を発酵させた料理。他にもマレー料理の定番、ナシゴレンやナシレマ、オックステールの煮込み、ラクサ、マンゴーチキンなど、ハーブやスパイスがふんだんにあしらわれたメニューがいろいろ。しかも使っているハーブはRumah Terbalikのお庭でシェフによって自家栽培されている新鮮なものなんだそう。盛りつけも綺麗で凝っていて、野菜もたっぷり摂れます。それなのに、一品のお値段はRM10前後のものがほとんどで、ボリュームもあるのでとってもリーズナブル!料理が出てくるまでちょっと時間がかかったけど、まだオープンしたてということで大目にみるべきか…今後の成長に期待!

テノムコーヒーを使ったティラミスやクンダサンで採れた苺を使ったケーキなどもここの人気メニュー。(私が行ったときは売り切れで食べれず…)。ケーキ類はRumah terbalik併設のカフェでも食べれます。

カフェの隣にはお土産屋さんもあって、Tシャツやポストカードなどのオリジナルグッズの他、ボルネオナチュラルビーズの商品も販売されていました。

コタキナバルからはちょっと離れているけれど、キナバル公園の行き帰りや、トゥアラン、タンパルリ方面に足を伸ばす際に時間があれば寄ってみるのもいいかなと思います。

詳しい場所の案内はこちら↓
Rumah Terbalik HP

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