ボルネオ伝統料理カフェ「リトルスラップ」

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マレー料理とはまた全然違うボルネオ先住民族の料理、興味ありますか?

マリマリ文化村ディ・プレイス・キナバルなどのビュッフェでも伝統料理を味わえますが、ランチなどで気軽に食べてみたいという方にはこちらがおすすめ。デワン通りのおしゃれカフェエリアの「リトルスラップ」。

本店は街からちょっと離れた場所で車がないと行けなかったのですが、最近街中に支店オープンしました。大通りからも見えるピンクのドアが目印。

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ロフトスペースもあって雰囲気のあるこじんまりとしたカフェです。

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こちらがおすすめメニュー。
1番の「オリジナル・サバハン」は赤米にバンバガン(ワイルドマンゴーの漬物)、トゥハウ(生姜の仲間の酢漬け)、ロスン(島らっきょうのような野菜)を炒めたものなど。ドゥスン族の定番伝統料理がワンプレートにまとめられています。

私のおすすめは2番の「アンブヤットセット」。コタキナバルより西側に住んでいるブルネイ族やビサヤ族の人には「アンブヤット」、やや内陸よりに住むドゥスン族の人たちには「ナントゥン」と呼ばれ、サゴ椰子のでんぷんをお湯で練ったわらび餅のようなものに、ターメリックや魚だしの効いた酸っぱいスープやチリソースを絡めておかずと一緒に食べる料理です。

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こちらがアンブヤットセットで、奥の器に入っている半透明のものがアンブヤット。トングのような「く」の字のお箸「チャンダス」でいただきます。

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揚げ魚や付け合わせの野菜料理も付いてきて盛りだくさん。


動画に撮ってみましたが、巻きつけるのがまだ下手くそです。これが上手に食べれるようになれば、あなたも先住民族の仲間入り?!

こちらの人はアンブヤットは噛まずに飲み込んで味わうものだと言いますが、はっきり言って無理。喉に詰まって窒息の危険アリです。
噛んで食べても美味しいので、おかずと一緒にしっかり味わって食べましょう。

見慣れない料理に抵抗のあるお子様には、フライドチキンやミートボールなどの洋食メニューもありますし、飲み物メニューも充実しているので、カフェとしても利用できます。

食べたことのない料理を体験してみたい方、ぜひ試してみてください。

■LITTLE SULAP
アクセス:ガヤストリートから一本山側にある大通り(Jalan KK Bypass)沿い。デワン通りのおしゃれカフェエリアの真ん中あたり、ビルビルカフェCAMACAの中間の位置です。
営業時間:10:00〜22:00

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