ドリアンのシーズン

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ドリアンの季節がやってきました。

例年コタキナバルでは毎年6~9月と12~2月がドリアンの季節なのですが、最近は異常気象で雨季乾季がはっきりしなくなったせいか、6月~3月くらいまでずっと売られていたり、従来のオフシーズンでも細々と出回ることが多くなってきました。でもやはり旬な時期の方が新鮮でおいしいドリアンを安く食べれます。

果物の王様と呼ばれるこのドリアン、人によって好みがはっきりと分かれます。好きな人にとっては病み付きになる味ですが、匂いでダメと言う人もいれば、一口食べて「うっ…」と言葉を失ってしまう方も。これまでうちのツアーなどで初めてドリアンを体験して頂いたお客様の感想は「結構いける!」「果物じゃないよね」「チーズっぽい?」「芋とバナナとクリームを足した感じ」「ガス漏れの匂いがする!」「生の餃子の味がする」「腐ったタマネギの味!」など千差万別なリアクション。

ドリアンにハマるかどうかの分かれ目は初めて食べたドリアンの当たり外れにもよるようです。日本で食べてダメだったと言う方も、日本に輸入されているドリアンは鮮度が落ちてて美味しくないので、ぜひ本場の新鮮なドリアンを試してみてくださいね。

ちなみにドリアンはスーパーやレストランでは売られていません。トラック一杯にドリアンを積んで売りにくるドリアン屋さんから買うもの。匂いが強烈でホテルに持ち込めないので、買ったその場で割ってもらって食べましょう。種の周りの柔らかいクリーム色の果肉の部分を食べます。

街中ならKKプラザ横の歩道橋の下に夕方からドリアン屋台が並びます。ネクサス、ラサリアにお泊まりの方は、街からホテルへ戻る途中のガソリンスタンド&マクドナルドの先にドリアン売りのワゴンがならぶ通りがありますので、タクシーに立寄ってもらってみてもいいですね。

購入は一玉から。お店によってはすでに割ってパックに詰めたものを売ってることもあります。品種やグレードごとにキロあたりの重さ(キロRM5~20程度)が決まっています。たいていお店の人は大きなドリアンを勧めてきますが、食べられるかどうか不安な方はまず小さめのものから試してみてください。

そして、このところ果物の女王マンゴスチンもまた出回り始めています。こちらはドリアンと違って万人受けする味。甘くてジューシーな女王に皆さん病み付きになることでしょう。日本で買うと高いので、この時期にいっぱい食べていってくださいね。

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