コタキナバルへのフライト路線まとめ

前回の記事ホテルまとめに続き、コタキナバルへの行き方やエアライン情報をまとめてみました。

一昔前はコタキナバルの空港も小さくて国際線も少なく、日本から行くにはマレーシア航空くらいしか選択肢がなかったのですが、今ではコタキナバルにも沢山の国際線が就航し、LCC(格安航空会社)も増え、ずいぶんと選択肢が広がっています。

一番楽なのはマレーシア航空の成田ーコタキナバル直行便!

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なんといっても楽ちんなのは直行便。海外の空港での乗り継ぎは日本語が通じないので不安だし、乗り継ぎ時間ももったいない。海外旅行初心者の方やお子様連れには海外乗り継ぎのない直行便がおすすめです。お盆正月などハイシーズンは往復10万円を超えますが、安いシーズンなら往復6万円程度。ハイシーズンは満席になるので直行便狙いなら予約はお早めに。

なおマレーシア航空の場合、月木土以外は直行便がないためクアラルンプール乗り継ぎになります。直行便なら6時間で来れますが、KL経由便だとボルネオを通り越して西マレーシアまで7時間のフライト+乗り継ぎ時間+また東に2時間半かけて戻ることになり丸一日かかるので、せっかくマレーシア航空を使うなら直行便のある曜日に予定を合わせてみて下さいね。※2019年5月9日〜7月18日の間は直行便運休

マレーシア航空
直行便 成田 月木9:30ーコタキナバル14:40/コタキナバル 月木0:40 ー成田 7:20  ※2019年5月9日〜7月18日の間は直行便運休
クアラルンプール経由
成田/関西〜クアラルンプール〜コタキナバル

安さ重視でフライスルーならエアアジアのクアラルンプール乗り継ぎ

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言わずと知れたエアアジア!LCCの代表的な存在のマレーシアの航空会社です。

LCCと言えば通常は一路線単位の販売で、乗り継ぎの場合も一旦経由空港で荷物を受け取ってチェックインし直さないといけないのが普通ですが、エアアジアのクアラルンプール経由でコタキナバルに来る場合は「フライスルー」での予約が可能。

フライスルーのメリットとしては①予約時、出発地:日本の空港、目的地:コタキナバルを選ぶだけで、全行程の料金を表示してくれて通しのチケットが買える、②クアラルンプールでいったん入国しなくてよい、③預け荷物は次の便に載せ変えてもらえる④前のフライトが遅れて乗り継げなかった場合、代わりのフライトを用意してもらえる、といった点。フルサービスエアラインでは当たり前のサービスですが、LCCで無料でこれをやってくれるのは画期的なことです。

フライスルーの注意点としては、通しで予約しないとフライスルーは適用されないこと、ただあえて別々に取ったほうが値段が安くなる場合もあること、また行程の一部キャンセルができないことが挙げられます。

料金は時期や空席状況に応じて変動するので、ピークシーズンや直前購入は往復10万円近くなることもありますが、セールや早めの予約なら往復2万円近くまで下がることも。コタキナバルまで往復3万円以下なら迷わず買いです。

エアアジア
札幌/羽田/成田/名古屋/関空/福岡〜クアラルンプール〜コタキナバル

隣国ブルネイへの直行便を利用してコタキナバルへ

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2019年3月に就航した成田〜バンダルスリブガワン直行便。ロイヤルブルネイ航空が水金日の週3で飛んでいます。

ブルネイのバンダルスリブガワンからコタキナバルまではたったの40分のフライト。1日に複数便飛んでいるので接続も問題なし。LCCではなくフルサービスの航空会社を利用するなら、このブルネイ経由が効率が良いかと思います。

また飛行機より時間はかかりますが、バンダルスリブガワン〜コタキナバル間は陸路や海路でも移動可能です。ブルネイも観光したい方は検討してみては?

◼️ロイヤルブルネイ航空
成田〜バンダルスリブガワン〜コタキナバル

LCCらしからぬ充実のサービスが魅力の韓国経由

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ソウル経由なら日本の地方空港からの出発も便利。仁川空港はお店やレストランが充実しているので乗り継ぎも楽しめます。

以前は大韓航空、アシアナ航空も仁川〜コタキナバル間を飛んでいましたが、現在は傘下のLCCで運行しています。韓国系LCCは安いのに預け荷物15kgまで無料だったり機内食付きのところが多いのも魅力。

コタキナバルからの仁川便はほとんどが深夜発なので最終日も目一杯遊んで翌日の午前中〜昼過ぎには日本の最寄り空港に帰れます。

日本〜仁川〜コタキナバル
イースター航空
成田/茨城/関西/札幌/福岡/宮崎/鹿児島/那覇〜仁川〜コタキナバル
関西/新千歳〜釜山〜コタキナバル

ジンエアー
成田/札幌/関西/北九州/福岡/那覇〜仁川〜コタキナバル

◼️チェジュ航空
成田/札幌/名古屋/静岡/松山/岡山/福岡/那覇〜仁川〜コタキナバル
成田/関西/福岡〜務安〜コタキナバル

フライト時間が短くて楽な香港経由

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日本とボルネオの中間に位置する香港で乗り継ぎをすれば、それぞれ3時間ずつとフライト時間が短いのであまり疲れなくて済みます。以前は香港〜コタキナバル間はドラゴン航空やHKエクスプレスも飛んでいたのですが、現在はエアアジアのみとなっています。香港にも寄りたい方向け。

日本〜香港
■日本航空 成田/羽田〜香港
■全日空 成田/羽田/関空/名古屋〜香港
キャセイパシフィック 成田/羽田/関空/名古屋〜香港
■香港航空 札幌/成田/関西/岡山/鹿児島〜香港
ジェットスター 成田/関西ー香港
■HKエクスプレス 成田/羽田/関西/名古屋/広島/福岡/長崎/熊本/石垣/宮古島〜香港
■ピーチ 関西/那覇〜香港

香港〜コタキナバル
エアアジア

意外と盲点なマカオ経由。香港との組み合わせも可能

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コタキナバル〜マカオ間はエアアジアが片道7000円程度で飛んでいます。香港〜マカオ間はバスや船で1時間程度の距離ですが、香港〜コタキナバルのエアアジアよりマカオ〜コタキナバルのチケットの方が安い日が多いので、日本から香港に飛んだ後、マカオに移動してマカオから直接コタキナバルに飛ぶというのも選択肢の一つです。

曜日は限られていますが、日本からマカオ直行のマカオ航空も飛んでいます。マカオ観光もしたい方にはおすすめのルートです。

日本〜マカオ
■マカオ航空 成田/関西/福岡〜マカオ

マカオ〜コタキナバル
エアアジア

出発空港の選択肢が豊富。LCCなら短時間フライトの台湾経由がイチオシ

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香港と同様、日本とボルネオの間にある台湾もフライト時間が約3時間ずつで移動が楽。日本ー台北間は日本各地の空港から飛行機が出ていて、本数も多く安いチケットが手に入りやすいのが魅力。乗り継ぎついでに台湾観光も楽しめます。

日本〜台北(桃園)
■日本航空 成田/名古屋/関西〜台北
■全日空 成田〜台北
■チャイナエアライン 札幌/富山/成田/静岡/名古屋/関西/高松/広島/福岡/宮崎/那覇〜台北
■エバー航空 札幌/函館/青森/仙台/成田/名古屋/関西/松山/福岡/那覇〜台北
■タイガーエア台湾 旭川/函館/仙台/花巻/小松/茨城/成田/羽田/名古屋/関西/岡山/福岡/佐賀/那覇〜台北
■ピーチ(2019年10月まではバニラエアが運行)札幌/仙台/成田/羽田/関西/福岡/那覇〜台北
■スターフライヤー 名古屋/北九州〜台北
■ジェットスター 成田/関西〜台北
■スクート 札幌/成田〜台北

台北(桃園)〜コタキナバル
マレーシア航空
エアアジア

シンガポール経由でシンガポールとあわせて観光!

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クアラルンプール経由と同様に、西に通り越してからまた東に戻る形になるのでフライト時間は長くなりますが、シンガポールーコタキナバル間にもシルクエア、エアアジア等が飛んでいるので、フルサービスならシンガポール航空+シルクエア、LCCならJetstar+エアアジアなどいろいろな組み合わせが可能です。シンガポールにも寄りたい方は検討してみてはいかがでしょう。

日本〜シンガポール
■日本航空(JAL) 成田/羽田〜シンガポール
■全日空(ANA) 成田/羽田〜シンガポール
シンガポール航空 成田/羽田/関西/名古屋/福岡〜シンガポール
■シルクエア 広島〜シンガポール
■ジェットスター 関西/那覇〜シンガポール
■スクート 札幌/関西〜シンガポール

シンガーポール〜コタキナバル
エアアジア
■シルクエア(2019年12月2日まで運行、12月3日以降はスクートが引き継ぎ運行)

セール時を狙えばとにかく安いセブパシフィックのマニラ経由

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フィリピンのLCCセブパシフィックは成田/名古屋/関西/福岡〜マニラ間とマニラ〜コタキナバル間を飛ばしています。マニラ〜コタキナバル間はコタキナバルに深夜2時過ぎに到着、帰りもコタキナバルを深夜1時半発とかなりハードな時間帯なので、快適さや利便性よりもとにかく価格重視の旅慣れた方向け。時々全路線1ペソ(2円)セールやってます。マニラでの乗り継ぎは新しい第3ターミナル。

マニラーコタキナバル間は午前中〜お昼にかけて飛ぶエアアジアのフライトもありますが、エアアジアは第2ターミナルなのでセブパシフィックからエアアジアに乗り継ぐにはターミナルを移動する必要があります。

セブパシフィック 成田/名古屋/関西/福岡〜マニラ〜コタキナバル
エアアジア マニラ〜コタキナバル

上海乗り継ぎの春秋航空もセールで驚きの安さに

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ややマイナーですが春秋航空(スプリングジャパン)も日本の空港から上海、そして上海からコタキナバルの間を飛んでいます。割と頻繁にセールをやっていて安いので、上海にも寄りたい方には選択肢の一つになるかもしれません。

◼️春秋航空(スプリング・ジャパン)
札幌/羽田/茨城/名古屋/関西/佐賀〜上海〜コタキナバル

まだまだあります、マニアックな組み合わせ

現在コタキナバルからは成田の他に、ソウル、釜山、大邱、務安、香港、マカオ、台北、シンガポール、バンコク、ブルネイ、マニラ、北京、上海、広州、杭州、南京、深圳、成都、天津、武漢、昆明、長沙、重慶、廈門、福州、パースに国際線が飛んでいますので、コタキナバルだけではなく他の経由地にも立ち寄りたい方はいろいろ組み合わせてみるのもいいかもしれません。

連休シーズンには日本の各空港からコタキナバルへの直行チャーター便が飛ぶことも

定期直行便は週2便のみですが、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの旅行需要の多い時期にはHISさんなどがチャーターで日本各地の空港から追加のコタキナバル直行便を飛ばしています。ピークシーズンなので値段は高めになりますが、お休みの取れる時期が限られている方はそのようなチャーター便ツアーを探してみるのもおすすめです。
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路線やフライトスケジュールは頻繁に変更がありますので、ご予約の際には各社サイトで最新の正確な情報をご確認ください。上記は2019年5月現在の情報です。

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